後継者育成

近年のデジタル印刷技術の発達により、木版の需要が減少しているため、伝統木版技術を担う職人や後継者が少なく危機的状況となっています。本財団では、世界に誇れるこの日本独特の印刷文化を次代に残していくため後継者育成に力を入れています。

高度技術者研修制度

伝統木版技術を継承し、将来職人となって活躍する人材を育成するために毎年1~2名の研修生の採用を行い、「高度技術者研修」を実施しています。

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インターンシップ研修

研修生へご応募いただくにあたり、伝統木版技術そして職人としての仕事についてより深く知っていただくために応募希望者に限定したインターンシップ型ワークショップを毎年夏に実施しています。

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摺実演会&研修制度説明会(職人を目指す方対象)

本財団の高度技術者研修制度を広く知っていただくため、この度新たに、伝統木版の職人としての仕事に興味をお持ちの方を対象とした実演会を開催することといたしました。本実演会では、摺の実演見学に加えて、研修制度の説明、本研修制度を経て、現在職人として活躍している若手職人との質疑応答を行います。伝統木版制作に携わる職人の仕事を間近でご覧いただき、応募の参考にしていただければ幸いです。参加者は今年度の応募者だけでなく、将来的に応募を考えている方も対象となります。皆様のご参加をお待ちしております。

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