渋沢栄一の生きた時代を復刻版浮世絵でたどる
企画展「北斎・広重の浮世絵に見るジャパンブルー」開催

江戸時代から続く浮世絵制作の技術を、次代へと継承するために活動を行う(公財)アダチ伝統木版画技術保存財団は、財団常設展示場にて、2021年6月22日より企画展「北斎・広重の浮世絵に見るジャパンブルー ~渋沢栄一の生きた時代」を開催(共催:株式会社アダチ版画研究所)します。

 

展覧会詳細

新紙幣(一万円札)の顔、2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公であり、「日本資本主義の父」と言われる渋沢栄一(1840-1931)。近代史上の偉人としての印象が強い彼ですが、実は人生の約三分の一を江戸時代に生きていた人物であり、浮世絵師・葛飾北斎や歌川広重と同じ時代を生きていました。

本展では彼らが活躍した時代の「青色」に注目し、現代においても私たちが日本のイメージカラーとして親しんでいる「ジャパンブルー」のルーツを、鮮やかな復刻版浮世絵で探ります。

なお、昨今のコロナ禍の状況を鑑み、多くの方に本企画をお楽しみいただけるよう、財団初の試みとして、オンライン上でのVR展(日本語版/英語版)も開催いたします。VR展の公開は、北斎の世界的名画であり、新千円札の裏面デザインに起用された「神奈川沖浪裏」にちなみ、7月3日(波の日)を予定しています。

 
 

 

企画展「北斎・広重の浮世絵に見るジャパンブルー」
~渋沢栄一の生きた時代~

会 期:2021年6月22日(火)~8月21日(土)

【月曜・日曜・祝祭日 休館】

時 間:火~金曜日 午前10時~午後6時

土曜日 午前10時~午後5時

入場料:無料
会 場:公益財団法人アダチ伝統木版画技術保存財団

〒161-0033 東京都新宿区下落合3-13-17
JR目白駅より徒歩8分
TEL:03-3951-1267/FAX:03-3951-2137

VR展  :こちらからご覧いただけます >>