今注目のインド人アーティスト、初の木版画作品完成記念
『浮世絵に魅せられた外国人絵師たち』展開催のお知らせ

現在、グローバルな活躍をしている南インド出身のアーティスト、N・S・ハルシャ氏。このたび日本初の個展「N・S・ハルシャ展 ~チャーミングな旅~」(森美術館、2017年2月4日~6月11日)が開催されるのを記念して、ハルシャ氏が絵師に挑戦し、アダチ版画の彫師・摺師と共に創造した現代の浮世絵がこのたび完成いたしました。

新作の完成を記念して、『 浮世絵に魅せられた外国人絵師たち ~ ニキ・ド・サンファールからN・S・ハルシャまで ~ 』を2017年2月4日(土)から3月5日(日)まで本財団目白常設展示場にて開催いたします。

インドの伝統文化に向き合い独自の表現を確立してきたハルシャ氏と日本の伝統の木版技術を継承するアダチ版画とのコラボレーションをここに紹介します。また、過去にアダチ版画が制作したニキ・ド・サンファールやフンデルトヴァッサーをはじめとする外国人アーティストの作品約10点も展観いたします。

 

『 浮世絵に魅せられた外国人絵師たち ~ ニキ・ド・サンファールからN・S・ハルシャまで ~ 』

会 期:2017年2月4日(土)から3月5日(日)まで
時 間:午前10時~午後6時(土・日は午後5時まで、月祝は休)
会 場:公益財団法人アダチ伝統木版画技術保存財団 常設展示場

〒161-0033 東京都新宿区下落合3-13-17(JR目白駅より徒歩8分)

TEL:03-3951-1267 / FAX:03-3951-2137

入場料:無料

<絵師 N・S・ハルシャ氏>
1969年、インド、マイスール生まれ、現在も同地に在住。1995年にヴァドーダラーのマハーラージャ・サヤジラオ(MS)大学にて絵画修士課程修了後、DAAD(ドイツ学術交流会)奨学金(2012年)、アルテス・ムンディ賞 (2008年)など数々の賞を受賞。近年参加した国際展は、コーチ=ムジリス・ビエンナーレ(インド、2014年)、モスクワ現代美術ビエンナーレ(2013年)、堂島リバービエンナーレ(大阪、2013年)、アデレード・フェスティバル(オーストラリア、2012年)、横浜トリエンナーレ(2011年)など。

<森美術館でのN・S・ハルシャ氏個展情報>
「N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅」2017年2月4日(土)―6月11日(日)
ウェブサイト www.mori.art.museum