十三代目市川團十郎白猿襲名記念 ミニ企画展
「アダチ版復刻浮世絵で辿る 市川團十郎と浮世絵の変遷」

江戸時代から続く浮世絵制作の技術を、次代へと継承するために活動を行う(公財)アダチ伝統木版画技術保存財団は、財団常設展示場にて、2022年11月15日(火)よりミニ企画展「十三代目市川團十郎白猿襲名記念 アダチ版復刻浮世絵で辿る 市川團十郎と浮世絵の変遷」を開催(共催:株式会社アダチ版画研究所)します。

 

展覧会詳細

浮世絵は、歌舞伎の誕生、そして、繁栄とともにありました。今なお、人々に愛されつづける浮世絵と歌舞伎。
そして今冬、歌舞伎界では、江戸時代から続く「市川團十郎」という大名跡が九年ぶりに復活いたしました。

浮世絵に培われた伝統木版技術を継承するアダチ版画研究所では、この度の十三代目市川團十郎白猿の襲名を記念して、ミニ企画展「アダチ版復刻浮世絵で辿る 市川團十郎と浮世絵の変遷」を開催することといたしました。

 

 
本展では、現代の彫師・摺師が制作したアダチ版復刻浮世絵の中から、荒事の創始者といわれる初代から歌舞伎そして浮世絵の黄金期に活躍した五代目團十郎までの作品を中心に展観いたします。また、浮世絵が墨一色から手彩色、そしてフルカラーの錦絵へと庶民のニーズに応え、発展していく過程は、江戸歌舞伎が開花していくそれに重なります。

会場では、本財団ならではの制作工程や道具の展示と共に、色鮮やかに甦えった歴代の團十郎の役者絵を通して、浮世絵の変遷もご覧いただけます。
ぜひこの機会に、伝統木版技術の魅力に触れていただければ幸いです。

 
 

 

十三代目市川團十郎白猿襲名記念 ミニ企画展
アダチ版復刻浮世絵で辿る 市川團十郎と浮世絵の変遷

会 期:2022年11月15日(火)~2023年1月14日(土)

【月曜・日曜・祝祭日 休館】

時 間:火~金曜日 午前10時~午後6時

土曜日 午前10時~午後5時
年末年始休業のため、12/28~1/9は休館

入場料:無料
会 場:公益財団法人アダチ伝統木版画技術保存財団

常設展示場
〒161-0033 東京都新宿区下落合3-13-17
JR目白駅より徒歩8分
TEL:03-3951-1267/FAX:03-3951-2137